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第十回(1月3日放送)
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光寿会介護

この記事の投稿者JAGA

上野山:社会福祉法人光寿会はいろいろな施設を運営し
てますけれど、その中の老人保健施設はどういう
ものなのでしょうか。
笠松:特別養護老人ホームと同じと考える方がいらっし
ゃるんですが、ちょっと違います。入所している
方がリハビリテーションで身体が良くなって、自
宅に帰れるようにするのが大きな目的です。
ですから、病院を退院して自宅に帰るのではな
く、老人保健施設に入ってリハビリなどをしてか
ら帰っていただくんです。自宅に帰るにあたって
は、ケアマネージャーが自宅を訪問して「この方
には家のここの部分を改善すればもっと生活しや
すくなるな」とアドバイスしたり、訪問看護師が
体調管理や生活の支援をします。
訪問リハビリテーションというのがあって、老
人保健施設に入っていたときのリハビリ担当だっ
た理学療法士や作業療法士が、「自宅でベッドか
らトイレまで手摺りにつかまりながら自分で行け
るようになれば、夜中に家族を起こさなくてもい
いですよね。そういうリハビリを老人保健施設で
は行いますので」とアドバイスします。
施設にずっといるよりは、時々施設を使うけれ
ど自宅がメインで元気だよという方を目指してい
きたいと思っています。
上:入所するときの手続きはどうするんですか。
笠:どの施設にも窓口に相談員が必ずいますので、まず
相談員に不安なことや料金のことなどを遠慮なく相
談して、それではいつ頃、どんな風に利用なさるの
か、入院されているとしたら、どこの病院で、どの
くらいの入院期間で、いつ退院されるのかなど教え
ていただきます。
この連携が大事なんですが、入院先の医療機関と
連絡を取りながら、病院でやっていることと施設で
やることにちゃんと繋がりができるようにします。
これが老人保健施設のとても大事な役割だと思っ
ています。
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