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第三回(11月15日放送)

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第三回(11月15日放送)

11月15日放送

笠松:介護の仕事は、人と関わるので、その人の生きて
きた人生にも関われるというのがすごく魅力的だと思い
ます。

 介護では、お話しをする機会がたくさんあります。
 例えば車いすを押しながら散歩に行くとか…そのとき
に、相手の方が人生の思いや苦労などが甦ってくるんです。そして「お話しを聞いてくれてありがとう」と言われたりするんです。
 でもそれはこちらが話しかけなかったらきっと思い出
すこともなく、ベッドの上で天井を見上げて「今日も陽
が暮れて寝るだけかあ」なんていう方もいらっしゃるんです。
 そういう方が、車イスで散歩に出ていければ、施設の
中を周るだけでも、そのときにお話しができれば、相手
の方は一番自分が輝いていた時の気持ちに戻れますでし
ょう。そういった手助けもできるんです。
凄いなあと僕は思います。

上野山:昔って、介護施設は今ほどたくさんありません
よね。だから、みんなずっと家にいたり、あまり人と触
れ合うこともなく…という感じだったんですよね。

笠松:昔は特別養護老人ホームというと養老院なんて言
われたりして、そこに親を預けるのは親不孝だという風
に見られた時代が30年くらい前はありました。
 今はデイサービスの送迎車は、普通に走ってますが、
昔は「特別養護老人ホーム○○園」と書かれた車が走っ
てくると、依頼者が「親不孝に思われるから世間体が悪
い。もっと遠くに車を停めてほしい」というお願いもあ
ったんです。

上野山:それも親不孝ですね。

笠松:そうですよ。親は足が悪いのに、歩いて送迎車ま
で行かせられたんだから。今はそういう車が来ても「あ
ら、あそこのデイサービス行ってるんですか?評判いい
ですよね~」などと近所で話題になったりして。
そういう点では昔ととても違いますね。

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クリスマス・イブの1994年12月24日に開局したコミュニティーFM局。十勝に根差し、リスナーとの共感を大事に放送しています。

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