帯広八千代ユースホステルの山本康宏さんに、
どのような旅行客が十勝を訪れているかを伺いました。

山本さんは大坂出身で自身も旅人で、
２０代の時は、バイクや、自転車にキャンプ道具を積んで日本や世界を旅をされた方で、帯広に移住してからは２０年以上、ユースホステルをオープンして今年で１４年目が経つそうです。

山本さんのユースホステルは、
１７人程が泊まれる施設で、
７割が道外のお客様だそうです。
これまでは十勝は通り過ぎる場所だった人が、
食を中心に楽しまれているそうです。

最近は退職した60歳を超えた方の自転車の旅が多いそうです。
道内を巡る人や、電車で移動し駅から自転車で移動するなど、
そのスタイルも様々。

傾向としては、宿泊にお金を掛けずに、
ラフティングやカヌーなど関心が高いものにお金を使うそうです。
登山や釣りをしたり、乗馬の経験を積みたいと１０泊以上するお客様もいらっしゃるそうです。

ユースホステルをオープンした際は個人旅行が多く、
山本さんが情報提供をして十勝を楽しんで頂くことが多かったそうですが、最近はグループの旅行者が増えているそうです。
山本さんが知らないような魚が釣れることを宿泊者から教えてもらい、驚くこともあるんですって。

また、シンガポールや台湾の海外旅行者もレンタカーでカーナビを使って帯広郊外にある帯広八千代ＹＨに来るんだそうです。

高木は、山本さんにお話を伺って、
インターネットを使った
事前のローカル情報の発信が観光客に多く足を運んでもらうために
大切なんだなーと感じました。


帯広八千代ユースホステル
帯広市八千代町基線１６３
TEL&FAX 0155-60-2353

http://www2.odn.ne.jp/yachiyo/