情けは人のためではなく、

いずれは巡って、自分に返ってくるのであるから、

誰にでも親切にしておいた方が良い。

という意味です。

私は　ずっと

むやみに人に情けをかけるのは

その人を甘やかすことになったりして

本人のためにはならない。

のだと思っていましたが・・・



先日、観た映画「ル・アーブルの靴磨き」　

主人公の靴磨きは、愛妻と、ささやかな暮らしを営んでいる。

妻が重い病で入院したのと前後して、

アフリカからの不法移民の少年と出会った主人公は、

少年をその母が住むロンドンへ逃がすため奔走する。

隣人たちも快く協力する......。

社会の片隅でつつましく生きる人々の連帯。

一見強面の警官の、どんでん返し。

極悪人などは登場せず、

ピュアであたたかな愛が感じられる映画でした。


春に息子達のところに滞在した時、購入した靴

靴の手入れをしながら、思い出した。

次男が小学校の時、

自転車で新聞配達をしていた年配の女性が転んで

起き上がるのを助けてあげたことがあって

その方が、学校へ連絡して

わざわざ自宅にお礼を言いに来てくださったことがあった。

我が家では、乱暴物でやんちゃな次男が・・・



親バカの自慢話でした。