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染井吉野と血脈ザクラ
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この記事の投稿者太田道子

老いてなお華麗に生きる、いのちの美を求めて・・
永い歳月、風雪にたえてきた巨樹古木の桜たち。
老桜は、それぞれに人を包み込む安らぎと
感動の物語を秘めています。
写真は 「血脈ザクラ」
樹齢300年以上と言われています。
桜の精と
「血脈証文」(法脈を示す系図で極楽への手形といわれる)に
まつわる伝説があります。
八重咲きの花はあでやかで、
満開のときには2本の幹が織りなす花扇のようになって、
枝がしなっているように見えるほどの重量感のある姿です。
咲き始めは淡い紅色だった花の中央部は、
日の経過につれて紅色へと染まる「移り紅」(うつりべに)
という性質を持っているそうです。
GW最終日、松前城に行ってまいりました。

日本最北、かつ日本最後のお城として1854年に城築され、
出火により惜しくも全焼してしまいましたが、
天守閣は再現され内部は松前城資料館となっています。
お堀の水に映し出される お城と桜の景色は
時代劇を見ているよう。。
城下町の面影が偲ばれる松前では、
血脈ザクラの種類である、
ピンクの色が濃くて華やかな“南殿(なでん)”が
たくさんありましたが
私は 白っぽく花も小さい染井吉野が
しとやかで、とても上品に見えました。

帯広のエゾヤマザクラは
昨日、満開が発表されました。
花の季節です。
花が美しいのは・・・
そこはかとない力があるから。。
姥桜(うばざくら)になりたいと思う。

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