- HOME
- 世界最古の煮炊きに使った土器!…
- 世界最古の煮炊きに使った土器!…
PROGRAM BLOG番組ブログ/
世界最古の煮炊きに使った土器!帯広百年記念館 山原敏朗さん
公平の「教えて!十勝」
この記事の投稿者JAGA
考古学が専門の帯広百年記念館 学芸員、 山原敏朗さんに、
十勝の遺跡について教えて頂きました。
考古学は人類が残した遺物などを研究を通し、人類の活動を研究する学問。化石を研究するのは生物考古学と言うんですって。
初めてしりました・・・。
―去年、帯広の遺跡からビッグニュースな発見がありましたね。―
去年、帯広市の大正遺跡群「大正3」遺跡で
発掘された約1万4000年前の縄文土器片から、
海産物を煮炊きした焦げかすが見つかりました。
土器を煮炊きに使った証拠としては世界最古で、
海産物は川をさかのぼったサケ・マス類の可能性があります。
遺跡が十勝川の支流、途別川沿いにあるため、
当時の人々が川をさかのぼった
サケ・マス類を食べたかもしれません。
―どのような時代だったのですか?―
今回の土器は約1万4千年前のもので、温暖化した時代です。
ところで、十勝では旧石器時代の約3万年前から人類が活動していました。その時代は氷河期で、十勝は今の樺太のような気候だったのではないかと言われています。
―交易はしていた?―
本州で十勝で採れる黒曜石(北海道では十勝石と呼ばれるているが発見されており、それ以前から交易が行われていたことが知られています。
―昔は人が旅をすると、モノを奪うのに強奪にあったんでしょうか?―
どうでしょう~、人の数が少ないですから、
むしろ人と会えて、Oh~!と喜びあったんじゃないですか(笑)
―なるほど!そう考えるようにします!!―
このページをシェアして友達に教えよう!
https://jaga.fm/pg_detail.php?id=4225