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帯広市 新学校給食共同調理場ってどんな所?

公平の「教えて!十勝」

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この記事の投稿者JAGA

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来年4月にオープン予定の学校給食調理場(帯広市南町南8線42番地3 旧空港跡地)。子供達の体を作る学校給食。どのような調理場なのか関心が高い人も多いのではないでしょうか。

学校給食調理場 建設主幹 村木章純(むらき あきすみ)さんにお話を伺いました。



-村木さんは、新学校給食調理場のスタートに向けて、どのようなお仕事をされているのでしょうか。



私の仕事ですが、建設にかかる予算管理や事業の調整や、新しい調理場での供用開始に向けた備品の整備・配送計画など、いろいろな準備作業をしています。



準備は、いろいろ細かいところまで気配りが必要で大変ですが、子どもたちが喜んで給食を食べてもらうよう、頑張って仕事をしています。



-新学校給食調理場は、どのような特徴と機能、能力を持った施設ですか。



大きな特徴のひとつとして、新しい調理場では、炊飯設備を設けています。炊飯施設ができることにより、温かくバラエティに富んだご飯を作ることができるようになり、例えば、わかめごはんや混ぜご飯、赤飯などについても作ることができるようになります。


また、今までは、ごはん、パンなどの主食のほか汁物と主菜という組み合わせだったのですが、これに副菜が加わるようになります。また、今までは、衛生上、冷たいおかずを作ることができませんでしたが、新しい給食では、あえ物やサラダなど冷たいおかずを作ることができるようになります。


他にも、アレルギー専用調理室がありますので、卵や乳製品を取り除いた除去食を提供できるようになります。



-学校内調理場で給食を調理している音更町と比較されることも少ないと思います。 栄養バランスの面、温かさの面、食育の面、地産地消など、帯広市の共同調理場では、どのような体制になる予定でしょうか。



栄養バランスについては、学校給食実施基準というのがありまして、この中で、小学生・中学生に適したバランスの給食を、おいしく食べられるように栄養士が工夫して献立を考えています。


温かさについては、新しい調理場では、保温性の高い食缶を使用して学校へ配送しますので、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま届けることができるようになります。


食育の面では、新しい調理場では、今の調理場より、広くて見やすい見学通路があります。小学校1年生の皆さんは毎年、調理場へ見学しに来ていますが、見やすくわかりやすく説明することができるようになります。この見学の際、JAの青年部の皆様による農産物の説明も行うことにより、地元の農産物への理解を深めてもらうよう工夫しています。また、新たに調理体験室を設けていまして、例えば、親子調理体験教室などを開催しようと考えています。そのほかにも、栄養士や調理員が学校へ訪問して、給食についてお話させていただいたり、栄養教諭が指導を行ったりしています。


地産地消については、現在は、みそ、しょうゆについては、十勝帯広産の大豆を十勝の工場で作ったもの使用していますし、パンも十勝産小麦を使用したものを提供しています。また、調理品以外で使用している豚肉・牛肉・鶏肉については約90%が十勝帯広産を使用しています。野菜については、平成25年度実績で約65%が十勝帯広産を使用しています。これからの冬場や春先は、どうしても、地場産の野菜が手に入りづらくなりますので、この時期は、本州産のものになります。今後は、収穫期に取れた野菜を、加工したものを使うなど工夫して、端境期の地場産野菜の使用率を高めていこうと考えています。


また、新しくメニュー化した献立は、給食だよりにひよこマークをつけて、毎月新しいメニューを提供しています。最近では、南商業高校クッキング部のアイデアを活用した、「南商とりさんおやこどん」、「ポトフ風南商スープ」、「みそだれシャケonチーズ」、「しょうゆ風味の具だくさん汁」を提供し、子どもたちに大変好評でした。



-食物アレルギーを持つ児童生徒には、どのような対応となりますか。



新しい調理場では、アレルギーの原因となる食品の情報を提供することに加え、アレルギー対応食の専用調理室により、アレルゲンを除去した除去食が提供できるようになります。


学校給食のアレルギー対応に当たっては、保護者・学校としっかりと情報共有・相談しながら、児童・生徒の状況に応じて安全・確実な対応を行います。


アレルギー対応食は、慎重にかつ確実に実施することが必要となりますので、当面の間は、対象者が多い「卵」と「乳製品」を除去した給食を提供していきます。
   

-ラジオをお聞きの皆さんにメッセージをお願いします。



今ご説明しました新しい学校給食調理場の一般公開を行います。


一般公開12月21日(日)9時30分~12時 
学校給食共同調理場:37-5800


新しい調理場は、帯広市南町南8線42番地3、旧空港の跡地で、帯広の森幼稚園とすぱーく帯広の間になります。特に申し込みの必要はありませんので、当日直接会場へお越しください。


当日は、2階の見学通路から調理場内を見学できるほか、野菜など下処理を行う部屋、大きな釜などがある調理室、揚物を作る部屋や、食器などを洗浄する部屋など普段入ることのできない場所にも入ることができます。


この機会に新しい調理場をぜひ一度ごらんになってみてはいかがでしょうか。


なお、土足では入場することはできませんので、スリッパ等上履きをご持参くださいますようお願いします。


お問い合わせは、帯広市学校給食共同調理場、電話37-5800までご連絡ください。皆様のお越しをお待ちしております。


-ありがとうございました。

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クリスマス・イブの1994年12月24日に開局したコミュニティーFM局。十勝に根差し、リスナーとの共感を大事に放送しています。

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