昨日から始まりました
【ポーセリンペインティング　パウダーブルー作品展】の会場、

藤丸７階コミュニティルームにお邪魔しました。



ポーセリンペインティンとは
日本語に訳すと【西洋陶磁絵付け】。

白い磁器やガラスに粉の絵の具を使って絵を描き、
７６０～８２０度に熱したお釜で焼いて色を定着させたものです。

一番の特徴は、
焼く前なら何回でも消して描き直せる事。

デザインは、何でもＯＫ！
ヨーロッパの高級食器マイセン柄のティーセットや、
和柄、中国柄や動物等、納得するまで描き直せます。
ですから、
自分が好きなものを自分の気に入った様に描けますし、
完成度も高く、高級感溢れる作品が多いです。

この作品展は、
パウダーブルーというサークルメンバー６人が集まって
初めて開催する作品展です。

会場には、バラの花や有田焼き柄の皿、
桜の絵のサイドに金粉がちりばめられていて高級感溢れるお皿、
ペン立て、
女性を描いた皿を額に入れて絵画の様な作品も有ります。

バラエティー豊かな作品約１００点が並んでいます。
　
詳しくは作品展の責任者藤田和恵さんと本保優子さんにご紹介頂きました。

☆パウダーブルーの皆さんの活動内容☆

カルチャースクールで出会ったメンバー６人が集まった
サークルグループです。

今はスクールが無い為、
個人個人で作品を製作したり、
月１回とかちプラザに集まって作品を描きながら、
デザインや色について日々勉強しています。

今回は、自分達が一から決めて行う初めての展示会です。
展示している作品は、
６名のメンバーそれぞれが、自分の好きな物、
バラの花や動物、人物等を描いています。

特に花のモチーフが多いですね。



☆一つの作品を作るのにどの位の時間がかかりますか？☆

つるつるした表面に筆で絵を描くので、
絵の具を重ね塗りするのが難しく、
薄く絵の具をのせてお釜で焼く焼成という作業を
２～３回繰り返します。

絵の具を乾かすのに１週間、
焼く作業は１回、約１２時間位かかりますので、
１つの作品が完成するまでに１ヶ月位かかります。

その都度色を濃くしたり、影を付けたり、
背景を描いたり、自分の好みで書き足していきます。



☆【ポーセリンペインティング】の魅力とは？☆

描く楽しさ、使う喜びが、
日々の暮らしに彩りを添えてくれます。

白磁器の質によって、焼成の温度が違い、
割ってしまう等失敗を繰り返して難しい部分も有りますが、
苦労や失敗もまた楽しみの一つです。

又、自分専用の釜を持っていますので、
自宅で自分のペースで作品を作る事が出来ますし、
プレゼントをして喜んで頂ける事も魅力の一つです。

☆藤田さんお勧めの作品☆

【蝶の絵皿と壺】
蝶の羽の複雑で細かい模様や色付けにも工夫してみました。

☆本保さんの作品の見所☆

一つ一つの作品から、
技法や表現の違です。
飾り方や並べ方も工夫しましたのでそこを見て頂きたいです。



【ポーセリンペインティング　パウダーブルー作品展】
場所：藤丸７階コミュニティルーム　
時間：午前１０時から午後７時迄
最終日２３日火曜日は午後４時迄