今週は、パキスタン・イスラム共和国(Islamic Republic of Pakistan)＆ブータン王国(Kingdom of Bhutan)をピックアップ！


パキスタン・イスラム共和国(Islamic Republic of Pakistan)

エジプト、メソポタミア、中国と並ぶ世界四大文明のひとつとして知られるインダス文明。パキスタンはその発祥の地。
アフガニスタンとはペルシア語・ダリー語で「アフガーン人の国（土地）」を意味する言葉。

＜国の位置＞
東はインド、北東は中華人民共和国、北西はアフガニスタン、西はイランと国境を接し、南はインド洋に面する。

＜首都＞
イスラマバード

＜面積＞
79.6万平方キロメートル（日本の約2倍）

＜人口＞
1億7,351万人（2010年）（年人口増加率2.05％）

＜人種＞
パンジャブ人、シンド人、パシュトゥーン人、バローチ人

＜宗教＞
イスラム教（国教）

＜気候＞
アラビア海から北部山岳部では気候もさまざま。
カラチやクエッタなど南部では5～6月に猛暑、7～8月はモンスーン。


ブータン王国(Kingdom of Bhutan)

世界の旅行者から、「最後の秘境」、「シャングリラ」と評されるブータンは、ヒマラヤ山脈の東端にある仏教王国。国土のほとんどを覆う山岳地帯には、 手つかずの大自然が残されている。

＜国の位置＞

東にインド、北は中華人民共和国のチベット自治区と接している。
中華人民共和国との国境の大部分はヒマラヤ山脈の上を走っており、国境線が確定していない部分が多く、国境画定交渉が現在も進められている。

＜首都＞
ティンプー

＜面積＞
約38,394平方キロメートル（九州とほぼ同じ）

＜人口＞
約69.6万人（ブータン政府資料2010年）

＜政体・元首＞
立憲君主制、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王

＜人種＞
チベット系（約80％）、ネパール系（約20％）等

＜気候＞
ブータンは沖縄と同じ緯度だが、2000mを超える標高のため、気温や四季の変化は長野に近い。
雨期は5～9月、乾期は10月～4月。日差しが強いが風は涼しく真夏でも軽井沢のような気候で過ごしやすい。


出典・参考：外務省HP、地球の歩き方HP、ウィキペディア、ブータン政府観光局公式サイト