【エゾカンゾウ・ベニバナヤマシャクヤク・バイケイソウ】
が見頃を迎えている
帯広市野草園にお邪魔しました。

今年は、新型コロナウイルスの影響で、
例年より１か月遅い５月２７日に開園しました。

自然豊かな野草園は　
シジュウカラ・アカゲラ・ゴジュウカラの
鳥のさえずりが聞こえてきたり
エゾリス　に出会えたりして、
散歩コースとしても人気があります。

帯広市野草園の管理を担当されている　
平木さんにお話を伺いました。

平木さん、工藤さん、ありがとうございました（＾∇＾）

◆帯広市野草園◆
帯広市野草園には、約３８０種類の植物があり、
市街地で十勝の自然が残っている貴重な場所です。
運が良ければエゾリスに会えるかもしれません。


◆お客様に安心して来園してもらえるよう、
新型コロナ対策をしっかりして開園しています◆
新型コロナウィルスの予防や感染拡大防止のため、
来園者の方には向かい合っての会話にならないことや
ソーシャルディスタンスを保つことなどをお願いしております。
また、３ヵ所の出入口には
「新しい生活様式」を説明するポスターを掲示しておりますので、ぜひご覧ください。


◆８月に花をテーマにした作品展を開催◆
作品展は、８月２４日～２８日【金】の５日間、
帯広市役所で開催予定
７月２１日～８月１４日迄　
写真や絵手紙作品を募集します。
希望の方は、期間中に帯広市児童会館へ持参してください。
【状況によって変更になる場合も有ります】


◆今注目の草花◆
『ベニバナヤマシャクヤク』

この花は濃いピンク色のとてもかわいらしい花で、
くきの頂点に４～５㎝の花を一輪だけ付けます。
丸く、つぼみのような形で満開の状態となります。


【バイケイソウ】

今年はこの花が大変多く咲いています。
花が咲くと大きなもので大人の背丈位ある野草で
花は梅の花が沢山集まったような形で色が白っぽい緑色。
全体にアルカロイドを含む毒草で、
不快な苦みがあるということで馬も牛も食べないそうです。


【カタクリ】　

今、カタクリが実を付けています。
実の中にある種はアリが好む
エライオリームという物質を含んでいて
運が良ければアリが種を運んでいる姿を見ることができるかもしれません。


◆平木さんからラジオを聞いている人にメッセージ◆
野草園を散歩コースとして多くの市民の方に利用していただいています。
また、帯広の街の中に、こんなに癒される場所があるなんて知らなかったという方も
多くいらっしゃいます。森林浴にもなります。
あるがままをコンセプトに、６０年以上大事に繋いできた帯広市野草園で、
あるがままに近い自然を体感していただきたいと思います。

来園される時は、動植物を取ったり傷めない、
小道を歩く、ごみを捨てない等
マナーを守って野草園を楽しみましょう。　　

　
コロナ対策をして、野草園で癒されてみてはいかがでしょうか。


【帯広市野草園】
住所：帯広市緑が丘２番地　１０月３１日迄お休み無しで開園します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開園時間：午前９時～午後４時３０分　１０月は午後４時迄　
入園：無料