今週月曜日、
５月２７日の十勝毎日新聞にショッキングな記事が載っていました。

暖かくなったこの季節には、焼肉を楽しむ人も多く、
私達市民の憩いの場として親しまれている帯広緑ヶ丘公園ですが、
食べ残しや使用済みのジンギスカン鍋、
プラスチック容器、空き缶が散乱する等、
公園を利用している人のマナー違反が後を絶たないという事です。


実は毎朝４時過ぎからボランティアの方が
清掃活動をしてくれているので、
私達市民が活動する時間には綺麗に片付いているんですが、
実際は毎朝、
放置されているごみをカラスが荒らしてひどい状況です。

今年も先月からごみがひどく、
緑ヶ丘公園の芝生には【ごみ捨て禁止】の看板があるのにも関わらず、
ごみが放置されています。
今日この時間は、
この状況を改善するにはどうしたら良いのかをリポートしました。

ゴミ拾いのボランティアをされている
帯広市西１１条南２６丁目
会社経営・小林正広さんの会社兼住宅にお邪魔しました。

こちらの敷地内には、山積みされたゴミ袋や焼肉用の網等、
公園に放置されていたごみが集まっています。


☆凄いゴミです！！☆

敷地内には山積みされたゴミ袋
(ペットボトルや飲んだ後の缶ビール等様々)や
業務用のタバコの吸殻入れ、
スーパーのカゴや焼肉台や網等沢山のゴミが集まっています。

日曜と月曜日が特にひどく、
ビールの缶だけで７０缶放置されている日もあります。

今年も１日でごみ袋４～５袋やダンボール等が出て多い状況。

公園には散歩をしに行っていましたが
公園のゴミにカラスが群がり気分が良くないので
７年前からゴミ拾いを始めました。
長い方は１０年間活動を行っているという方もいます。


☆特にひどいなと感じたゴミは？☆

焼肉の台・炭・食べ残し等、
焼肉一式がそのまま放置されている事もありました。


☆カラスの被害はゴミを撒き散らす以外にも…☆

カラスは現在子育て中で、
食料を求めて公園にやってきます。
清掃活動をしていると、カラスが攻撃してくる事もあり、
カラスをかわしながらの清掃活動です。


☆ほぼ毎朝清掃活動をしてくれている小林さんですが、
どんな気持ちでこの活動をしているのでしょうか？☆

正直、気持ちが重くなってしまいますが、
公園を利用する人達に気持ち良く利用してもらいたい
という思いで清掃活動を続けています。

自分達がこの活動をしないと状況は良くならないので、
足腰が立たなくなるまで続けるつもりです…

今回のリポートで
毎日清掃活動に協力してくれている人がいるから、
キレイな状態で安心して過ごせるという事を改めて感じました。

しかし、捨てる人がいなくならならない限り
この現状は変わりません。

今日は利用する皆さんが安心安全な美しいまちづくりとは何か
を考えてもらいたくてリポートしました。