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地霧-畑に立ち上る水蒸気の湯気-
十勝の自然

この記事の投稿者高木公平
番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。
今日は高木から。地霧について。地霧?
十勝に来て3年が経ちました。十勝らしい風景だなと思うのが、畑に立ち上る水蒸気が湯気のように立ち上る幻想的な風景。
【地霧】じぎり、と言うそうです。
畑の土は土壌粒子の隙間に水分をたっぷりと含んでおり,表面には空気の層も多く含んでいます.そして、土の表面は赤外線を吸収しやすい濃い色であるため,太陽の上昇とともに,畑の表面温度はぐんぐん上がります。その暖められた畑からまだまだ空気中に蒸発しているのが、その霧の正体だそうです。
ところで、一昨日14日の十勝毎日新聞の1面には、
JA帯広かわにしなど十勝管内8つのJAで生産する「十勝川西長いも」の春掘り作業が、帯広市内などで行われていると掲載されていた。
ナガイモは去年春に植えた2014年産で、
通年出荷するため秋に6割を収穫、残りを天然の貯蔵庫の土の中に残して春に収穫されるとのこと。
写真を見てみると、作業をしている方は溝の中にいるため、地霧は外から見るよりも深く見えるかもしれませんね。少し暖かいのでしょうか。
そのような十勝ならではの情景も、
輸出先の台湾や米国、シンガポールなどの人に伝えたいものですね。
http://www.tokachi.co.jp/news/201504/20150414-0020805.php
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