雌阿寒岳の噴火警戒レベルを2に上げる
お知らせ
この記事の投稿者JAGA
札幌管区気象台はさきほど午後4時、雌阿寒岳の噴火警戒レベルを1から2に引き上げました。
噴火警戒レベルが2となりますと、火口周辺への立入規制がおこなわれます。
札幌管区気象台によりますと、
雌阿寒岳では、26日からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする
身体には感じない程度の微小な火山性地震が増えています。
また、昨日、上空からの観測と今日の現地調査の結果、ポンマチネシリ火口付近で
地表の温度が上がっている地域が拡大し、噴煙の勢いも増加しているのが認められました。
このことから、雌阿寒岳の火山活動は活発になっており、
今後ごく小さな噴火が発生する可能性があるということです。
このため、火口から500mの範囲では、ごく小さな噴火に伴い
噴石が飛散する可能性があり、風下では火山灰や小さな噴石が
風に流されて降るおそれがあるため注意するよう呼びかけています。
なお、足寄町役場企画財政課と総務課の担当者に電話で聞いたところ、
雌阿寒岳の7合目から上には、登らないよう
登山者に注意を呼びかける看板を設置したほか、
明日早朝、7合目にも看板を設置するということです。
また、警戒レベルが上がったものの、
注意を要する地域は火口から500メートルであるため
市街地や集落では危険が無い旨を
エリアメールや防災無線で町民に伝えているということです。
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