ここで今一度、ラリー競技について、初心者の方にも
わかりやすく、ご説明させていただきます。

太田の解釈で説明すると
ＳＳ(スペシャルステージ）でタイムを競い
ＳＳとＳＳの間は決められた時間で走行しないと
減点になるため、早すぎると次のステージの前で
時間調整しなければなりません。
ドライバーのナビゲートをするコ・ドライバーの
役目はコースのナビゲートだけではなく
非常に重要ということになります。

これを、資料を見て少しだけ詳しく説明すると
指定されたコースを一定の条件のもとで長時間走る、
自動車競技で、運転手（ドライバー）と
案内人（ナビゲーターもしくはコ・ドライバー）の
2名1組が
競技車両（ラリーカー）に同乗し
、公道上を1台ずつ走行して、
区間タイムの速さや運転の正確性を競うものです。
競技者はラリー当日に配布される
ロードブックに記された道のりを、
指示された平均速度で走行します。
道路状況によって走行ペースが変動するので、
ナビゲーターが常に指示速度と
自車の平均速度のずれを計算し、
ドライバーにペースアップやペースダウンを
指示します。

ルートの途中には何箇所か
通過確認地点（チェックポイント）があり、
それぞれ所要時間が設定されていて
競技車両はここで一時停車し、
自分の車の通過時刻が記された
チェックカードを受け取ります。
ルートを完走した時点で、チェックカードを集計し、
チェックポイントごとに早い遅いの
誤差（ファイナルタイム）に
対して減点を受けます。
減点はイベントによって「1秒あたり1点」
または「1分あたり1点」という換算方式があります。
その他に、給油や修理を行なうサービス地点
（レストコントロールポイント）で
制限時間をオーバーした場合なども
減点対象となります。

これらの減点の総計が最も少ない者が勝者となります。
走行状態の正確な把握、
チェックポイント出現場所の予想など、
ドライバーの経験やナビゲーターの実力が
大きく成績に関わることが多いと言われています。