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カジカ類 カジカ汁であったまろ

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

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カジカ類 カジカ汁であったまろ

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


カジカ類


カジカと聞くと、川にいるハナカジカ、あるいは本州以南の渓流に分布し、その美声から夏の季語ともなっているカジカガエルを連想する人が多いかもしれません。しかし、北海道で種、数とも最も多いのは海のカジカ類です。海釣りをされる人には馴染み深い存在でしょう。科は異なるものの近縁なケムシカジカ、ウラナイカジカの仲間を含めると、70種近くが北海道近海から記録されています。


体長わずか6cmのオキヒメカジカから50cm以上に達するトゲカジカ、沿岸の潮間帯に生息するベロから水深1500m付近で暮らすオホーツクソコカジカまで、その形態や生態は様々ですが、体に対して大きく平べったい頭を持ち、えらの近くに独特の刺がある、うきぶくろを持たず海底で暮らすなどの特徴は一緒です。北の海水魚の多様性を象徴する存在でもあり、2015年にも北海道沖で新種が発見されましたし、カジカの分類を専門とする学者が何人もいます。


漢字では魚偏に秋と書くものの、多くの種は12~2月の産卵期に沿岸に近付き、冬が旬です。ぶつ切りにして大根や人参とともに味噌汁にした「カジカ汁」は、冬の北国の食卓に欠かせません。主にトゲカジカのことを「ナベコワシ」と呼びますが、これは鍋の底をつついて壊してしまうほど美味しいからです。身もさることながら、甘みと旨みが凝縮され、海のフォアグラとも称される鮮やかなオレンジ色の肝も絶品です。ただし、1匹から少量しか取れないので、奪い合いになることは必至です。それこそ鍋を壊さないよう気を付けて下さい。醤油漬けにしたプリプリの卵も酒の肴に最適です。


もしご家庭で新鮮な魚を捌く機会があって、多少のグロテスクに耐性があるなら、胃を開いてみるのも面白いものです。大きな口から連想される通り肉食で、いろいろな稚魚や小エビ、貝、フナムシなどが未消化のまま残っていて、普段目にする機会の少ない海の小動物たちの世界を垣間見せてくれるでしょう。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

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