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鵜の目鷹の目。 18m離れた木の上から2㎜の虫を見つける

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

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鵜の目鷹の目。 18m離れた木の上から2㎜の虫を見つける

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


鵜の目鷹の目。
文章と写真は千嶋淳さんです。


ウが水中で魚を、タカが空中で獲物を狙う鋭い目つきから、熱心に物を探すさまを「鵜の目鷹の目」といいます。これは決して誇張ではなく、鳥は動物界の中でも卓越した視力を持ちます。特にワシ、タカ、ハヤブサといった猛禽類の視力は人間の5~8倍もあり、アメリカチョウゲンボウというハヤブサの仲間は18m離れた木の上から、体長2mmの虫を探し出した記録があります。人間なら4mの距離まで近付いて、ようやく発見できる大きさです。


優れた視力の理由はいくつかあるのですが、中でも大きな役割を果たしているのは、網膜にある中心窩(ちゅうしんか)という、像を鮮明に結ぶくぼみの存在です。人間や大多数の鳥には1つしかない中心窩が、猛禽類やモズには2つあり、浅いくぼみが近距離を、深いくぼみが遠くを見る働きをしています。


さらに猛禽類では網膜に、解像度が高く、明るい光の中で最高の働きをする錐状体(すいじょうたい)という光受容体が密集しています。人間では1平方mmに約20万個ですが、ノスリには100万、イヌワシには150万個の錐状体が同面積の中に存在します。そのため眼の直径も大きく、人間の24mmに対して、体のずっと小さなオジロワシは46mmもあります。


視力だけでなく色覚にも優れており、赤、緑、青のほかに紫外線を見ることもできます。ですから、我々とはかなり違った世界が見えているはずで、チョウゲンボウは餌のハタネズミの尿やフンが発する紫外線から、その存在を知ることができます。


「鵜の目鷹の目」のウの方にはほとんど触れませんでしたが、ウを含む潜水性鳥類の水晶体は屈折率が高く水中を見るのに適しています。くわえて第3のまぶたである瞬膜(しゅんまく)が水中メガネの役割を果たし、水面に飛び込む衝撃を和らげ、海中で眼球が傷付くのを防いでいます。


昔の人がよく鳥を観察していたことに感嘆を禁じえないエピソードですね。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

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